どうも、平凡なシーラカンスこと角田です。
以前、このような記事を書きました。
現状、この時よりも様々な曲を聞くようになっているのでランキングの方を更新したいと思います。
では、前置きはこのくらいで早速紹介します。
第十位 ターミナル・ヘヴンズ・ロック
歌詞が難解なですが、ノリが良い一曲。
全体を通して韻を踏むことが多く、まるでボーカルのさわおさんの声が一つの楽器のようにバックの演奏と溶け込んでいて聞き心地が良いです。
爆弾騒ぎ 犬は吠えてる
けど僕には関係ないぜ
どれだけ周りが騒いでいても自分は流されないような、確固たる自分を持っている感じがthe pilllowsらしいですね。
第九位 ROBOTMAN
最初はイントロで何と言っているのか聴き取れなくて敬遠していたのですが、聞いてみると物語性とそれに伴うもの悲しさが心に響きます。
誰かれ構わず平気で見下してるのは
ただ賢いだけのロボットになったあの日から
サヨナラBaby ほとんど嘘になったけど
信じてたんだまともになれるって
彼らの曲には珍しく(?)自問する曲です。
ロボットのように正しく、賢くなったはいいが、人が離れた時にやっぱり涙があふれてくるといった、逆に人間らしい曲です。
ロボットになり切れない苦悩と人間らしさを捨ててしまった苦悩が上手く表現されていて心に来ます。
第八位 バビロン天使の詩
やっぱりこれはランクインします。
何度聞いても良い。
見なよこれが僕の翼なんだ
まだマトモに飛べなくて
昨日バベルの塔に近づきすぎた
「うまく飛べない」という表現が神がかってますね。
バベルの塔は人間が天に向かうために作ったもの。
決してthe pillows自体は人間ではなかったけど、天使としては地面に近く飛ぶことしかできなかった。
そういった苦悩を持ちながら、もっと自分に似合う空を探す前向きさに元気をもらっています。
第七位 Minority Whisper
the pillowsにはよくある英語の曲。
まずイントロがめちゃくちゃかっこいい。
このアルバムの「トライアル」も含めてイントロのギターがめちゃくちゃかっこいいんですよ。
歌詞はなかなか暗いのですが、その中にある「それでも生きていかなきゃいけないんだ」というメッセージを感じます。
決して人類は完璧ではないが、努力する誓いは必要だ。
歌詞の中で言われている通り、前向きなことを伝えようとしているのですが、「それでもダメかもしれない」「完璧になるなんて不可能だ」といったような反対のことが浮かび上がってきます。
これをどう捉えればいいのかまだ僕の中では固まっていないのですが、「僕がなんとなく感じている世界」そのままなので個人的には非常に聞いていて心地よいです。
第六位 Century Creepers(Voice of the Proteus)
未来が見えない中で自分を信じて進み続ける曲。
暗闇に慣れてるけど
いつかは抜け出してみたいんだよ
笑えばいいさ おかしいんだろう
見えない光を感じてる
全身全霊で
日常的に、自分が暗闇にいるとは認めたくないもの、もしくは認めてしまった場合は光を目指すことはなかなかできないと思います。
それでもいつか光を浴びるために、まだ見ぬ自分を好きになってくれる人にであうためにがむしゃらに進んでいく活力を与えてくれる曲です。
あと、田んぼしかない田舎町に行ったときに「こ~こ~は~し~ず~かで~ な~に~も~な~い~」って歌い始めると友人にウケます。
第五位 Rebroadcast
和訳すると「再放送」という曲名。
少し前30周年を迎えたthe pillowsのこれまでを振り返ったようなもので、非常に感慨深いものです。
振り返ったらちゃんとあった
夢遊病で残した足跡も
生き様って呼べるもんだな
ここが特に素晴らしい。
現在から見れば、どんな過去だろうと平等です。
どれだけ成功しようと、失敗しようと「生きてきた痕跡」であることに変わりはないのです。
これまでの失敗も、振り返ってみたら意外と自分のためになってるのでは? と気づかせてくれましたね。
第四位 Freebee Honey
めいみょんがなびあふぃーびーなう!
でお馴染みのこの曲もラインクインしています。
イントロから元気を底上げするようなパワフルなサウンドが迎えてくれますね。
最上級に手を伸ばして
痛い目を見たって
Meybe I'm gonna be a free bee now
怖くなくなった
不思議と何度でも挑戦してみようという気になります。
第三位 I know you
なんだこの良い曲は。
最近じゃあこれを鬼リピートする日々が続いています。
何とかしてくれ。
この曲の歌詞に関しては以前の記事に書きました。
アマちゃんも絶賛。
第二位 サードアイ
平凡なシーラカンスという神の言葉はここで授かりました。
正直一位と相当迷った末に第二位。
この曲は上に貼った「フリクリ」というアニメの挿入歌のバージョンとオリジナルのものがあるのですが、どちらもそれぞれ良さがあります。
挿入歌の方がどちらかというと大人で少し上品な感じです。
かと思えば最後にシャウトが入っているので僕はこちらを良く聞きます。
全ての悪いことが裏返る曲です。
生きていれば悪いことが続くことがあるでしょう。
その期間が終わり、さあやってくぞ、って感じが非常に好みですね。
第一位 New Animal
またお前か。
一体いつまで一位でいればいいんだ。
今回はサードアイとかなりいい勝負でしたが、やはりこの曲が一位でした。
だってかっこいいんだもん。
ひねくれ全開から始まる超熱い曲。
僕が求める自身の理想像はこんなかんじです。
僕は誰かになりたいわけじゃないんです。
自分が信じた道を、自分の意思で進んでいきたい。
まだそれには色々と足りないものもありますが、この曲に励まされながら今後もやっていきます。
そんな感じで、更新版のランキングでした。
以上。