ねぇメメちゃん。
今日は節分なんだけどさ、鬼役、やってくれない?
お、嫌ですね。
私は角田さんを鬼にして、このドンキで買ったマシンガンをお見舞いするんですから!!
変な準備するんじゃないよ。
僕は鬼のお面を用意しただけなのに。
ほっほっほ!!
今年こそは穴をあけてさしあげますわ!!!
機嫌が良すぎて何も聞いてくれなくなっちゃった……。
ええ……大ちゃんとかが投げる豆ってめちゃくちゃ痛いから僕も嫌なんだけど……。
こういうのは一番防御力が強いメメちゃんやってよ。
僕、次の日にちっちゃい青あざがいっぱいできるの嫌だよ。
防御力が高いのは私ですけど、攻撃力が一番高いのも私なんですよ。
チームとしてはやっぱり攻めていかないと勝利できないと思います。
なので、キーマンの私は攻撃側に配置すべきかと。
なんの話をしてるの。
あと、マシンガン使うのは攻撃力関係ないし。
危ないから人に向けてもダメだよ!
しゅん……。
ええ……アマちゃんホノちゃんは可哀想だし……。
私はかわいそうじゃないって言うんですか!!
あんなのほとんど石投げられてるのと光景は変わらないでしょう!!
いやまぁ……そうだけどさ。
仕方ないですね。
では、私と角田さんで鬼をやりましょう。
お、メメちゃんにしてはまともな妥協案。
それで、私と角田さんも敵対して、豆をお互いにぶつけます。
これでいいですよね!?
うーん……。
正直メメちゃんの豆が一番怖いんだけど……。
じゃあどうするんですか!!
怒らないでよ……。
わかったって。
じゃあ二人で鬼をやろう……。
ほっほっほ!!
ハチの巣にしてやりますわよ!!!
嫌だなぁ……。
(青あざがたくさんできました)
以上。