メメちゃんと足湯

 

今日は珍しくメメちゃんとお出かけです。

どうも、角田です。

 

屋敷からちょっと離れた足湯に来ています
どうも、メメです。

 

足湯、気持ちいいね。

 

そうですね。

 

 

最初は足だけ温かくて、それ以外は寒いから長居はできないかなと思ったけど……。

割と全身あったまるんだね。

もう上着脱いじゃったよ。

 

そういえば角田さん、こういう時はカガちゃんとか寒がりの子を連れてきたら良かったじゃないですか。
私みたいに温度に鈍感な悪魔じゃなくて。

 

いやー、カガちゃん大ちゃんユキちゃんも誘ったんだけど……。

外が寒いから嫌だって言われちゃって……。

 

アマちゃんも面倒だからって断られたし、ホノちゃんはそもそも外出していないし……。

 

メメちゃんだけだよ。

僕の足湯に付き合ってくれるのは。

 

そうですよ?
角田さんと遊んであげる貴重な人材なんですから、もっと私を敬ってください。

 

ところで、メメちゃんは温度に鈍感だけど、足湯は本当に気持ちいいの?

 

 

まぁ、熱くないってだけで、温度が上がってるなとは思うので。
気持ちいいですよ。

 

それならよかった。

気を遣ってよく分からないけど足を湯に入れてるだけじゃなくて。

 

 

それにしてもここは人が全くいないですね。

 

 

そりゃここは一応秘境だし。

近くにコンビニも学校も街もある秘境

 

謎空間ですね。

 

 

 

…………。

 

 

 

 

そろそろ上がろうか。

メメちゃん、タオルちょうだい。

 

え、角田さんが持ってきたんじゃないんですか?

 

え、メメちゃんに持ってきてって言ったよ。

 

あらまぁ……。

 

足が濡れてたら靴下も靴も履きたくないし……。

この寒さじゃ自然乾燥を待つ前に凍えちゃう……。

 

仕方ないので私はスカートで拭くことにしますか。
いやー、丈が長くて助かりましたよ。

 

メメちゃん、それはやめよう。

 

 

以上。