//どうも、角田です。
//今日はみんなして僕を無視してくるのでとても機嫌が悪いです。
だ、大ちゃん。
角田さんまだ帰ってきてませんか?
まだみたいだな。
ちょっと心配なんだ。
//またそんなこと言って!
//僕は2人の目の前にいるのに!!
で、でも角田は大人だし、きっと大丈夫なんだ。
今日はたまたま遅いだけなんだ!
そ、そうですよね。
//……なんだか無視されているわけではない気がしてきました。
//なぜか彼女たちには僕が見えていないようです。
//……え、もしかして僕、帰り道で事故にでも遭った?
//ここにいると錯覚してるだけで、僕は本当は死んでる!?
なにしてるのよ。
あ、ホノちゃん。
角田さんの帰りが遅いんですよ。
いつもならもう帰ってるはずなんですけど。
遅い……?
さっきからそこにいるじゃない。
……???
……どこにもいないぞ?
//いるよ!!
あんたも何してるのよ。
//……幽霊のホノちゃんにだけ見えるって、僕本当に死んでるじゃん……。
//ちょっとショック……。
……??
ああ、なんかあんた、コメントアウトされてるわよ。
ホノちゃん、誰と話してるんですか?
よいしょっと。
か、角田さんが急に現れました!
仄の手品なんだ!!
え、僕コメントアウトされてた?
いつからなんだろ……。
私がいなかったらどうするつもりだったのよ。
……ホノちゃんがいなかったらと思うと寒気がするよ。
※メメちゃんの人をコメントアウトする黒魔術が原因でした。
以上。