蛇蝎の如く

 

 

「蛇蝎のごとく」って表現ありますよね。

嫌われているものを表すときに使うそうです。

どうも、角田です。

 

……(カリカリ)

 

【蛇って……私たち?】

 

そう。蛇蝎の「蛇」はヘビのことです。

ユキちゃん、大ちゃん、カガちゃんだね。

 

……(カリカリ)

 

【私たち、嫌われてるの?】

 

うーん、蛇は好みが分かれるよね。

昔より今の方が「蛇が好き!」って人は多いんじゃない?

 

……でも。

 

ああ、蛇蝎に入ってるじゃんって?

 

蝎はサソリなんだけど、両方毒を持ってたり、人にケガさせたりするよね?

そういう恐れも含んで嫌いって言ってただけだよ。

 

まぁ、僕はサソリも蛇もかっこいいと思うからこの言葉は合わないかなって。

 

……(カリカリ)

 

【良かった。賀々巳と大和と話し合うところだった】

 

まぁ、そもそも種族で嫌うのは良くないと思うよ。

ちゃんと言われる側の気持ちも分からなきゃ。

 

あ、ゴキブリ……。

 

 

え!? どこ!?

やだ!!

 

 

……角田、離れて。

 

 

いやだよ。

ユキちゃん虫平気なの?

ちょっとやっつけてよ!!

 

……はぁ。
カリカリ)

 

【どっきり大成功!!】

 

 

 

……嘘かい。

 

 

……(カリカリ)

 

【種族がなんだって?】

 

 

かかか角田さん!!
私の部屋に虫が!!
退治してください!!!

 

 

…………。

 

 

……あー、蛇もこんな感じにはなるよね。

生き物だもの。

 

以上。