過去に戻りたくはないか?

 

この記事は「過去の戻り方」を伝授するものではありません。

予めご了承ください。

 

どうも、過去に戻りたいです、角田です。

 

 

皆さんは一度だけ過去に戻れるとしたらいつに戻りますか?

 

 

たまーにこういう質問を人にするんですが、「別に戻らなくてもいい」って言った人はいませんでした。

 

恐らく、この戻らなくてもいいって人は現状に満足できる人なのでしょう。

 

ただ、皆さんどうですか? 戻りたくないですか?

 

僕は戻りたいです。

 

 

というか、今は大学時代に、大学時代は高校時代に、高校時代は中学時代に、中学時代には小学生の時に戻りたかったです。

 

恐らく、10年後の僕に尋ねると、今の僕に戻りたいと思うのでしょう。

 

なぜこんなことが起こるのでしょうか。

 

 

それは、過去が美化されていることも要因ですが、現状に満足できていないことが最大の理由だと考えています。

 

僕は大学生から社会人となり、環境が大きく変わりました。

 

金銭面では余裕も出てきて、できることの幅は格段に広がったのです。

しかし、僕は大学時代に戻れるなら戻りたいと思ってしまいます。

 

僕が大学生に戻りたい理由は、「可能性が今より広がっているから」です。

職業が決まっている今、それを変えるにも多大な勇気と決断が必要になります。

新しいことをしたい今、可能性が広がっているあの時代への憧れが止まらないのです。

 

また、反対に言ってしまえば、僕は今の現状は「可能性が狭まったもの」だと捉えています。

 

できることの幅は広がったのに、それに目を向けることができません。

どうしても狭まった可能性ばかり気になって後ろばかりを見てしまいます。

 

逆に、大学時代は社会人の「できることの幅」に憧れていたのに、手に入れた瞬間にこれです。

捨てたものに気を取られて、気づけば大学の時を懐古してはため息をついています。

 

 

 

ただ、今が楽しくないわけではないんですよ。

それなりに安定してるし、不満といえば刺激が足りないくらいでしょうか。

 

なんだろうな、完璧主義なのかもしれません。

 

僕の全ての瞬間が満たされる世界を求めているのでしょうか。

 

 

と、中身のないことを書いていますが、僕の言いたいことは一つ。

 

「過去に戻りたいと思わない未来を作っていきたいね」って。

 

 

そうでなければ、たとえ戻れたところでもっと前の時代に戻りたくなるだけですから。

 

こうして過去に戻りたいと思う瞬間、僕は自分の人生が転落の人生だと錯覚してしまうのです。

じゃあ、転落前はいつ? 自分が生まれる前か?

なんて、考えたら進むにつれて辛くなっていくでしょう。

 

転落しているなら、どこかでそれを止めなければいけません。

 

今の自分が満足できるような人生を送りたい。

ならば、今やってないことをするしかないのではないでしょうか?

 

残念ながら、僕自身が満足できていないので、もしかしたら僕が満足できる日はないかもしれません。

ただ、だからといってそれを探すことをやめるのは死ぬより怖いのです。

 

現状に満足できていない皆さん、僕と一緒に存分にあがきましょう。

 

以上。