どうも、なんだかんだ色んな人と仲良くなれます、角田です。
どんどん心配になってきています、アマちゃんです。
ちょうど一年前、僕はタイトル通りのことをしました。
今思えば恐怖心とかは一切なかったな。
どういうことがあったらこんなことになるんです?
「一緒にカラオケ行こうよ!」って初対面なら日本の人でも一緒に行ってくれませんよ。
まぁ、事の顛末は前に書いた記事の続きなんだけどさ。
ああ、「キャバクラの女の子に呼ばれてお祭りに行ったら同じように呼ばれたお客さんと出くわして、気まずいから角田さんだけ乱入してきた外国の方と抜け出して仲良くなった話」ですね。
そう。
そこで仲良くなったロドリゲス(仮名)と後日連絡を取ってカラオケに行くことになったんだ。
展開が早すぎな気もしますけど、仲良くなってからカラオケに行ったのなら……。
え、知ってる人と言ったなら「知らんブラジル人と」って嘘じゃないですか!!
タイトル詐欺ですよ!!
いやいや、違うんだ。
本当に知らない人もいたんだよ。
当日、ロドリゲスとカラオケに行こうとはるばる遠くから電車で移動した僕は、集合場所で肩に「腕力」って刺青を入れた、長髪でムキムキのおじさんに会ったんだ。
ロドリゲスの義理のお兄さん、ミカエル(仮名)だったよ。
…………。
僕も正直震えたね。
見た目は完全にメタルバンドのドラマーだったから、一般人代表みたいな見た目のロドリゲスとのギャップがすさまじかったんだよね。
ただ、見た目の威圧感で怖がってたら逆に印象が悪いなと思って話しながらカラオケ店へ。
その時はカラオケをしながら酒を飲むなんて最高ジャン! みたいな話をしてたかな。
角田さん……さよなら……。
そんでカラオケ店の受付に行ったとき、「お酒を飲まれますか?」って聞かれたんだけど、その時にミカエルが一言。
「あの、私たちは日本語が少しできないですから、やっぱりここは日本人のあなたが……注文……してくださいませんか……?」
めちゃくちゃ腰低いですね。
なんでしょう、印象がぐっと上がりました。
そう、ミカエルは何なら暴走するロドリゲスを止める感じの立ち位置だったんだ。
で、部屋に入って最初にマイクを取ったのがロドリゲス。
彼は30代なんだけど日本にいた期間が長いようで、バンプとかドラゴンボールのオープニングとかを歌ってたよ。
なんでしょう、角田さんへのちょっとした気遣いも見えますね。
まぁ、そういうのもあっただろうね。
でも、それでもロドリゲスはめちゃくちゃ歌が上手くて、話してると結構片言なんだけど、歌い方は完全に日本の発音だったよ。
ちなみにミカエルはもっと年上だったから昔の洋楽を歌ってたよ。
といっても、有名な奴を歌ってくれてたから僕でも結構分かったよ。
映画アルマゲドンのあの有名な曲とか。
やさしい方々で良かったですね。
ちなみに角田さんは何を歌ったんですか?
Say no moreの「long drive home」とかを歌ったよ。
Say No More - "Long Drive Home"
この曲が凄く好きってのもあったけど、やっぱり彼らに合わせたって感じかな。
ちなみに、この曲結構古い曲で、周りの人は誰も知らなかったんだけど、唯一ミカエルが知ってて、最後の方は一緒に歌ったよ。
「私、これ知ってます、古いバンドです」
みたいな言葉を聞いたときは感動したよ。
なんだかんだいい機会になったんじゃないですか?
で、その後は?
集合が19:00だったんだけど、気づいたら深夜1:00をとっくに過ぎててさ。
終電がなくなってたから、近くに家があるロドリゲスの実家に泊まったんだ。
また急展開ですね。
貴方が女性なら結構な話になりますよ。
男性でも結構な話だけどね。
で、ロドリゲスの実家で、まだ起きてたお母さんに挨拶をして、ロドリゲスの部屋で寝ることになったんだ。
もちろん一個しかないベッドを譲ってくれたロドリゲス。
懐かしいなぁ……。
スイッチでゼルダのブレスオブザワイルドを「これは世界一面白い」って子供みたいな笑顔を浮かべて言ってたわ。
で、次の日「え、どこここ!?」って混乱しながら目覚めて、我に返った後でロドリゲスにお礼を言って帰ったとさ。
話自体はさっくりしてるのに違和感が半端ないですね。
まぁ、その後連絡も途絶えちゃってかなり惜しいことをしたなぁ……って思ってるよ。
月一回くらいで飲みに行きたかったなぁ。
そういうこともあるでしょう。
その思い出が残ってるだけ貴重な体験となったんじゃないですか。
でも、その関係が続いてたら角田さんもめちゃくちゃ明るい人になってたかもしれませんね。
ちょっと見てみたいかもしれないです。
僕ってそんなに暗い?
……まぁ、かもね。
そんな僕の一夜の楽しい出来事でした。
皆さんも是非試してみては?
私は遠慮しておきます。
あら。
以上。