どうも、角田です。
卒業間近にして、明日未来をかけた試験に臨みます。
突然ですが、僕は本当に病気になりそうです。
身体的なものではありません。精神的なやつです。
というのも、僕はこういう大舞台が本当に苦手です。
あがり症とかじゃなくて心配性なんです。というか、もう病気ですよこれ。
敢えて言うなら「心配症」です。
当日ではなく2~3日前に発症し、徐々に重くなっていく心因性の僕が考えた病気です。(いや、そういう病気があるのかは知りません)
症状としては胸の痛み、不安感、不眠、妄想が主なもので、現在は特に胸の痛みが深刻です。痛みといっても七転八倒するものではなくて、例えば「悪さがバレて先生に連行されている」という気持ちに少し似ているかもしれません。
ただ、これは不安感だけではなくて、本当に心臓のあたりが痛いんですよ。
それが怖い。
で、これには「事前準備をしっかりとする」ことである程度の予防が可能です。
それはもう20年余り生きてきて学びました。
例えばペーパーテストなら「ひたすら勉強する」とかね。
結局、不安を消すことができるのは自信とそれを裏付ける実力なんですよ。ただ、この「実力」に関しては努力の経験が互換性を持ちます。不安を感じる暇がないほど準備し続ければ症状の緩和が狙えるんです。
しかし、今回の試験はどれだけ準備しても不安が消えません。
なぜなら卒業論文の口頭試問だからです。
自分の卒業論文についての質疑応答ですから、自身の原稿をよく読んで様々な角度から説明できるようにすれば間違いないとは思います。
しかし、相手は教授です。
どれだけ深い知見と発想を持つのかは想像もできません。
「いやいや流石に教授たちもそんな本気で追及してきたりしないでしょ」と思うでしょう?
まぁ、実際そうなんですけど。
うーん。何と言ったらいいのか。
……例えば、僕が一丁の拳銃を持っています。敵が来たらこの銃で応戦するのです。
しかし、僕は気づきました。一丁だけでは、一人しか応戦できない、と。
そして僕は両手で二丁の拳銃を持ちました。
敵が左右から襲い掛かってきましたが、僕は二丁の拳銃で見事応戦することができました。
しかし僕は後ろ、三人目の敵に対応することができずやられてしまいました。
みたいなのがありうるから嫌なんですよ。
本当にそうであるのかが重要でなく、こういう「流れ弾的な不運で死ぬ可能性がある」っていう事実から不安を感じるんです。
教授があれ? と思った些細なことで死にたくありません。
だから、準備がどうとかの問題じゃないんです。
しかも、自分の卒論見てるだけで不安が急増するんですよ。
「あれ、参考文献の書き方これでいいのかな?」とか、「うわ誤字が割とある……」とか「何言ってんだこいつ?」とか。
これを30時間以上味わうのは初めてです。
この記事を書いているのは、その不安な気持ちが少しでも発散できるかな、と思ったからです。
少し楽になったような気がします。
当日になったら嘘みたいに楽になるんだけどな……。
あーもう、胸が痛くてしょうがない。