ホノちゃんインタビュー

 

やっぱり最初はこれだよね。

どうも、角田です。

 

なにこのセットは。
仄よ。

 

これは記者会見風だよ。

今回はホノちゃんに質問する回です。

皆の気になることをホノちゃんが答えていきます。

 

では、記者の方を呼びます。

 

ホノちゃんのことをもっと知りたいです。
どうも、アマちゃんです。

 

そんなに知らなくてもいいんじゃないかと思えてきました
メメです。

 

あんたはなんで来たのよ。

 

ホノちゃんの好きな食べ物は知ってます。
どうも、カガです。

 

カガについてきたぞ。
大ちゃんだ!

 

えー、では記者の方が揃ったようなので会見を開始致します。

 

質問のある方は挙手でお願いします。

 

……ではメメちゃんから。

 

ホノちゃんにお友達はいますか?

 

あー、友達のいないメメちゃんには重要だね。

今後の接し方が変わってくる気がします。

 

ホノちゃん、どう?

 

んー……。
死んでからは一人でいたけど……。
生きてた時は人並みにいたような……。

 

人並み……あいまいな表現ですね。
仮に私を普通として、「学校にはいない」という認識でよろしいでしょうか。

 

……?
友達って学校にいなかったらどこにいるの?

 

ちょっと角田さん!
ホノちゃんが私を煽ってきます!!

 

メメちゃん、落ち着いて。

それ自滅だから。

 

 

 

……はい、アマちゃんどうぞ。

 

ホノちゃんって何歳なんですか?

 

それって享年でいいのかしら?
それなら16歳よ。

 

ああ! 
薄々感じてはいましたが、年上でしたか……。

 

年上の妹って変な感じだな。

 

私の2個上ですね!

 

……となるとギリ高校生か。

メメちゃんと同じ学校に行く?

 

学校なんてどこも大体同じでしょ。
別にこだわりなんてないわよ。

 

吸血鬼とか魔女がいっぱいいる学校です!

 

どんなとこ通ってるのよ……。

 

 

 

お、次はカガちゃん。

 

ホノちゃんって、いつからこの屋敷にいたんですか?

 

ああ、この男――

 

角田ね。

 

角田が来るずっと前からいたわよ。

 

……じゃあ、角田さんよりも先輩にあたるんですか。

 

いやいや、幽霊の期間はノーカンだよ。

今では秘境のゴミ屋敷ヒエラルキーの最下層にいるんだから。

 

頂点は私ですね?

 

うーん……そう。

悔しいけど。

 

ちなみにホノちゃんはアマちゃんと同程度のフィジカルで調整しています。

 

激よわなんだ!

 

 

 

最後に大ちゃん。

何か質問ある?

 

ホノカはなんで死んだんだ?

 

お、さすが大ちゃん。

聞きづらいことを平然と聞くねぇ。

 

それが全然覚えてないのよね。
なにか未練があってこの世に留まってたと思うんだけど……。

 

友達です!
やっぱりホノちゃんは見栄を張っていただけで友達がいなかったんですよ!

 

いたって言ってるでしょ!

 

以上。