316(債務)なしに

 

ねぇ、メメちゃん。

 

角田さん、言いたいことは分かってます。
今回のタイトルが「316(債務)なしに」ということから想像がつきます。
私が角田さんにしている借金を返せと言うんでしょう!?

 

全部わかってるなら言わせないでよ。

 

私が角田さんに借りてる額はざっと3億イェン
途方もない金額です……。

 

イェンは魔界の通貨だよね。1円で1万イェンの。

僕がめちゃくちゃ貸してるみたいな表現やめてよ。

3万円だから別にすぐじゃなくてもいいけど……。

 

せっかく3月16日だし、今日回収しとこうかなと思って。

 

なんて残酷な!!

 

毎月のお小遣いじゃ足りないのメメちゃんだけだよ。

 

JKは色々と入用なんですよ。

 

にしても、ちょこちょこ借りに来るよね。

 

もう! 今日は返せません!
お金がないんですよ!!

 

……いや、まぁ返せないなら今度でもいいけど……。

踏み倒さないでよ?

僕も結構大変なんだから。

 

こうなったら町のおじさんに無差別に声をかけて稼いでやるんですから!!

 

メメちゃん、それは本当にやったらだめだよ。

 

もう知りません!
私はすぐにでも行きますからね!!

 

ちょ、メメちゃ……ってなにしてるの。

 

この魔界の脱毛クリームを売りさばいてやるんですから!!
しつこい髭もこれで一発KOです。

 

……3万円はいいから、僕はそれが欲しいな。

 

え、本当ですか!?

 

 

 

(後日、あごが腫れてアマちゃんにめちゃくちゃ笑われました)

 

以上。