秘境のゴミ屋敷流ハロウィン

 

ハッピーハロウィンですね。

どうも、角田です。

 

お菓子をください。
どうも、アマちゃんです。

 

いたずらって、一体どこまで許されるのか今一度明確な線引きが欲しいです。
どうも、メメです。

 

結局仮装は準備出来ずに当日を迎えてしまいました。
どうも、カガです。

 

 

化け物の皆! 今日は待ちに待ったハロウィンだよ!!

 

失礼ですね。誰が化け物ですか。

 

アマちゃんは座敷童、メメちゃんは悪魔、カガちゃんは蛇。

十分人外揃いでしょ。

 

そうなんですよ。
私達はハロウィン仕様がデフォみたいなところがありますから、今日も別に特別感がないんですよ。

 

角田さんはハロウィンじゃなくても、いつもお菓子くれますよね。

 

え、ハロウィンを待ちに待ってるの僕だけ??

 

イベント事は楽しくていいんですが、待ちに待ったかと言われるとうーん……って感じです。

 

衣装準備を忘れてた時点でお察しでしょう。

 

角田さんごめんなさい! 私としたことが、うっかりしてました……!!

 

全く、若者としての自覚が足りないね。

 

若者に偏見を抱きすぎですよ。角田さんも若者のくせに。

 

 

とにかく、今日はハロウィンらしいことをするよ。

 

でも、ハロウィンって周りの家を回ったりするものなんじゃないですか?
ここは秘境なので私達しかいませんよ?

 

うーん……致し方ない。

僕達だけでやろう。

自分が持ってるお菓子を右隣の人にあげて。

 

ただのお菓子の交換会ですね。

 

以上。