負け戦の美学

 

ファイティングポーズ

ファイティングポーズ

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どうも、久しぶりに曲で感動しました、角田です。

 

今日はメメちゃんはいませんよ。
どうも、アマちゃんです。

 

the pillowsの曲紹介だよ。

今回紹介する曲はこちら。

「ファイティングポーズ」!!

 

冒頭に貼った曲です。

色んな曲を聞いてきましたが、これはもしかしたら一番好きかもしれません。

 

あれだけの曲を紹介したのにですか!?
それはすごいですね!

 

この曲では一つのストーリーが語られてるんだ。

 

主人公は一人のボクサー。

傷だらけでこの曲は始まるんだ。

場所はリングの上で、試合は既に最終ラウンド

この試合に勝ったとしても表彰台にすら上がれない。

レフェリーは憐れむような目を向けてて、観客はブーイングをしてる。

それでもこの主人公はファイティングポーズを構えるんだ。

 

 おお、確かになんだか応援したくなりますね。

 

そうなんだよ。

全体を通して場面の見せ方が凄く上手くて、思わずうるっときちゃうんだよ。

 

それが分かるのが2番。

 

ここに来るまでに積み重ねたもの

それを知ってもらう必要はない

言い訳しない すれば安っぽい

自分の価値をただ確信したいのさ

 

ここで努力をしてきた回想というか、なんのために戦ってるのか考えるんだ。

 

そこからのサビ。

 

でも両手は空を切る

無様に吠えてる人生さ

観客からのブーイングに

ファイティングポーズ構えるだけ

 

努力は必ずしも実るとは限らないっていう厳しい現実が牙をむく。

ここで勝っても栄光は手に入らない。

 

それでも戦いを放棄することだけはできないっていう意地が僕の心に強く響きました。

 

勝利は確かに素晴らしいものですが、それを求めること以外にも大切なものがあるんですね。

 

1番の歌詞を見ても「逃げ出したい」という心の囁きを抑えて戦う意思を感じますね。

 

で、これはこの物語だけに収まる話じゃないと思うんだ。

 

ほう、といいますと?

 

 負け戦であることは大なり小なり日常に溢れてるよね。

会社だったら競合先との取り合いとか、それこそスポーツとか。

 

まぁ、実力がほぼ互角ってことばかりではないでしょうし、そうですね。

 

 もし自分がそういった負け戦をしなきゃいけない時にこの曲を思い出せたら自分を奮い立たせそう。

その負け戦に向けて準備をしっかりして、全力でそれに向かっていきたいと思える。

 

あー。全力でやることに意味があることもありますからね。
それに、いろんな場面で全力になれる人ってかっこいいですし。

 

そんなわけで、今後はくじけそうなときはこれを聞きます。

 

 

以上。