~前回までのあらすじ~
アマちゃんは知らぬ間にバ美肉(バーチャル美少女受肉)の改造手術を受けてしまった!
どうも、よく考えるとデメリットがなかったので落ち着きました、アマちゃんです。
できればぶん殴る前に気づいてほしかった角田です。
慣れてくるとこの身体もなかなかしっくりきますね。
あ、ところでこの絵は一体どうしたんです?
ちょっと前に書いた絵でおあつらえ向きのやつがあったからそれを転用したよ。
二次創作のイラストじゃなかったし、結構お気に入りだったからね。
へー。どんなイラストだったんですか?
全体としてはこんな感じ↓
可愛いでしょ。
そうですね~。こうして見るとなかなか……。
……ん? この子、左手の小指はどうしたんですか?
ああ、その子……というか今のアマちゃんには左手の小指がないんだよね。
エ……? ドウシテ……。
「二次創作じゃない」って言ったけど、厳密には違ってさ。
この子を描くにあたってのモデルがいたんだよ。
まぁ、形にもなってない自作小説なんだけど。
小指がないのは幼い頃の虐待で失ったって設定。
そんな重い設定のキャラを私なんかに当てがって良かったんですか?
それだけじゃないよ。
この子は虐待現場を祖母に助けられた後に初めて人の優しさに触れるんだけど、それを拗らせてなんでもない普通の老人の祖母に心酔しちゃって、その婚約者である祖父に強い嫉妬を抱くんだ。
でも、祖父に危害を加えると祖母が悲しむからってことで平穏に過ごしていたんだけど、ある日祖父が倒れてそのまま亡くなったことで状況は一変。
この子は祖父が大切にしてた婚約指輪をはめて、祖父の名前である「弥七」を名乗りだすんだ。
祖父に代わって祖母を幸せにすると意気込んでいたはいいものの、まもなく祖母の体調も悪くなって入院してしまう。
自分の不甲斐なさ、また世の不条理さに絶望した彼女は、為す術もなく橋からの飛び降り自殺を図る。
……っていう生い立ち。
ちなみに、その現場に何気なくいあわせた主人公が彼女の自殺を止めるところから物語は始まるんだよ。
…………。
まぁ、冒頭部分だけ書いて筆が止まってるし、構想を練ってもう三年以上経つから、せっかくならこのブログで供養しようと思ったんだ。
あの、今からでもいいので別の身体はありませんか?
ありません。
以上