久しぶりにゲームをしました。
どうも、角田です。
あんた最近ずっと籠ってたわね。
仄よ。
どこかの記事でチラッと言ったんだけど、「ガレリアの地下迷宮と魔女の旅団」っていうRPGをやったよ。
めちゃくちゃ大変だった。
へぇ、RPGね。
ドラゴンクエストとか、ファイナルファンタジーみたいな？
まさにそうだね。
ターン製のバトルで、ダンジョンに潜っていくタイプ。
物語には僕とは別で登場人物がいて、僕は「降霊灯」っていう道具で召喚された彷徨える魂なんだよ。
ああ、あんたが主人公ってわけじゃないのね。
うん。
あくまで僕は主人公の道具、兼仲間って感じなのかな。
で、結構ややこしいんだけど、その降霊灯の僕が人形兵を操ってダンジョンの攻略をするんだよ。
……？
えっと、あんた自身が戦うわけじゃないのね？
そう、そういうこと。
僕は人形兵に指示を出して、戦ってもらうんだ。
まぁ、そこはいいんだ。
特筆したいのは、このゲームでは人形兵の名前、性格、性別、職業とか、自分で設定できるんだよ。
要はドラクエみたいにすでにいる人を仲間にするんじゃなくて、自分で一からキャラクターを作るんだ。
へー。
パーティーは最大40体の人形をセットできるから、名前とかを考えるだけでも結構大変なんだ。
あ、もちろん僕のパーティーは秘境のゴミ屋敷メンバーを基に作ったから安心して。
ああ、なら安心ね。
……ってならないでしょ。
ちょっとキモイわよ。
私達40人もいないし。
うん。
だからこの屋敷のあんまりでてこないネズミの「おもち」を始めとして「メカアマちゃん」「メカメメちゃん」とかのメカシリーズ、「A(Another)アマちゃん」のAシリーズを作ってなんとかクリアしたよ。
まぁ、それでも40体はいないんだけど。
そこまで執着されるといっそすがすがしいわね。
キャラクターボイスも3、4パターンから選べるんだ。
大ちゃんのボイスをどれにしようか悩んでたら、サンプルボイスで「ゴボウは食べない。あれは根っこ」っていうのがあって、大ちゃんじゃ無さすぎて笑ったね。
即それにしたよ。
ああ、そういう違いを楽しむのもいいわね。
うん。
流石に秘境のゴミ屋敷メンバーの見た目、性格にピッタリ当てはめるのは難しいから、それっぽく選んでいったよ。
……って、キャラメイクの話は良くて、僕が本当に話したいのは……そのプレイ時間だよ。
はぁ、プレイ時間？
うん。
クリア後にプレイ時間を確認したら、127時間もかかってた。
え、あんたそんなにやってたの！？
うん。
僕もびっくり。
確かに、30時間が経過するくらいに「あ、そろそろエンディングかも」って感じだったんだけど、ドラゴンボールよろしく、それから怒涛の展開とボリュームで時間が溶けて行ったね。
ダンジョンのボスも結構強くて、レベル上げがかなり大変だったかな。
レベル99がカンストじゃないんだよ？
アニマクラリティ（魂の透明度)1のレベル99から、アニマクラリティ999のレベル99まであるんだ。
パワーレベリングも限界があって、多分20時間くらいはレベル上げしてたな。
裏ボスが信じられないくらい強くて……。
多分、ラスボスを1ターンで倒せるパーティでも平気で全滅するね。
その程度じゃ全然練度が足りない。
なんか大変ねぇ。
でも、そんなにやる必要もないんじゃない？
裏ボスってことはやりこみ要素でしょ？
そうもいかないんだよ。
裏ボスを倒して真エンドだったからね。
ストーリーはすっごい引き込まれて続きが気になる感じなんだけど、とにかく嫌なことが起こるんだ。
スカッとジャパンの嫌なターンがデフォみたいな感じ。
なんかすっごく虐げられるんだけど全然報われないよ。
でも、希望に向かって進んでいくから「ここを超えればいいことがあるかも！」って推進力になるんだ。
それでも嫌なことがとにかくたくさん起こった挙句の真エンドだからね。
「もうさすがにハッピーエンドになってくれ……！！」って感じで祈りながらやってた。
ふーん。
まぁ、終わってよかったじゃない。
うん。
最後のダンジョンがありえないくらい長かったけど、それもいい思い出だよ。
あ、そうだ。
このゲーム、過激な表現も平気で出てくるんだけどさ。
敵の部位破壊の要素とかもあるんだけど、味方の人形兵も敵の攻撃で部位破壊が起きる場合があってさ。
例えば、カガちゃんの左腕がロストして、カガちゃんがめちゃくちゃ悲鳴をあげるみたいなことが起こるよ。
修理しないと治らないし、頭をロストしたら蘇生もできなくなっちゃう。
悲鳴を上げる演出は最初に見た時は戦慄したね。
ええ……。
あ、ホノちゃんがドン引きしてる。
以上。
