生まれた時から人生の体積は決まっています。
どうも、角田です。
太ければ短く、長ければ細いってことですね。
どうも、アマちゃんです。
さみしいこと言わないでくださいよ……。
どうも、カガです。
いやいや、これはそんなに暗い話でもないんだよ。
僕たちもいつかは死ぬわけじゃん。
永遠には生きてられない。
じゃあ、与えられた人生をどう生きるか考えてみようってこと。
こういうのって中学生あたりで一回考える機会が訪れるんじゃないですか?
アマちゃんは中学生だからちょうどいいじゃん。
でも、どう生きるかって……具体的にどういう感じで考えるんですか?
そうだなぁ……。
簡単に、「太く短く」か「細く長く」かどっちがいい?
うーん……細いのと短いのが同じくらい嫌ですね……。
どちらかと聞かれたら私は「太く短く」ですね。
太くない人生を長くしたところでって感じです。
そう。
僕もこれまでそう思ってたんだよね。
煙草を吸うのに躊躇がなかったのもそういうところからなんだよ。
……ということは、今は違うんですね。
うん。
彼女と会って、友達もいて、これ以上太く生きる必要があるのかと思ってきてね。
確かに、僕は欲張りだからもっと楽しいこととかが欲しい。
でも、得たもので長く生きていくのも悪くないんじゃないかと思ってるよ。
あら、角田さんも成長しましたね。
また変に屈折したことを言うのかと思ってました。
そらちょっとは大人になるよ。
もうすぐアラサーだし。
アラサー……。
なんだか恐ろしい響きです……。
だからこそ、もっと太く、もっと長く生きられる方法を探しています。
冒頭の自分の言葉を思い出してください。
以上。