もうこんな○○はいやだ

 

どうも、角田です。

 

本日、通りがかったところでどうやら火事があったらしく、10台程の消防車やパトカー、救急車が揃って大騒ぎでした。

 

僕は夕飯の買い出しに向かっている途中だったのですが、道が通れない程の野次馬に辟易としました。

いや、あんたらコロナはどうしたんやと。

 

まぁ、近所で家事があっては自分の家も心配だろうと、そういう人までとやかく言う気はないんですよ。

ただ、その野次馬は明らかに近所の人だけじゃないんですよね。

 

自転車を停めてる大学生、このために路駐しているおじさん、「早く早く!!」と仲間に呼びかける祭りにでも行くテンションのおばさん。

揃いも揃って皆笑顔なんですよ。

 

本当、嫌になります。

 

若い世代はスマホを向け、上の世代は救急隊の動きで歓声を上げていました。

もう火事が一つのコンテンツになってましたね。

 

中でも、その人込みから少し離れたところで大泣きしている男の子とそれを「大丈夫だから」と慰める女の子を見かけた時は心が痛みました。

直後、恐らくヘリでも飛んでいたのでしょう(空を見上げることもできませんでした。)まるで花火でも上がった時のように「お~」と大歓声が上がったことをきっかけに、僕は道を曲がってその人込みを迂回することを決めました。

 

で、帰ってきて嫌な気持ちでこれを書いています。

 

これは何が悪いのでしょうか。

僕の住んでいる地域だけなのか、この国がそうなのか、はたまた人間の本能にあるものなのか。

フィクションじゃない悲劇を間近で楽しむのはまずかろう。

 

ただ、今はこんな立場ですが、少し生きる環境が違えば僕もああして野次馬となっていた可能性は大いにあり得ます。

火事なんて周りでそんなにあるわけじゃないですからね。

非日常ということでテンションが上がったかもわかりません。

 

だからこそ、僕は今の僕のままで変わらず生きていきたいと思います。

別に「人の不幸を楽しむ野次馬はけしからん」と言いたいわけじゃないんです。

 

現実の悲劇には恐怖と明日は我が身の精神を持ちたいなと思っただけです。

 

皆さんも、二次災害に巻き込まれる危険もあるので、興味本位で野次馬となるのはやめましょう。

 

 

以上。