風流とは無縁の秘境のゴミ屋敷

今週のお題「575」

 

どうも、グレートハイカの角田です。

 

俳句が趣味です。
どうも、アマちゃんです。

 

アマちゃん先輩が時々つく嘘はよく分かりません。
どうも、メメです。

 

今週のお題が「575」だから、僕たちも俳句を読んでいくよ。

 

そういえば、575と言えば俳句ですけど、同じリズムで川柳ってのもありますよね。
あれってどう違うんですか?

 

違いね。

結構色々あるみたいだけど、大きいのは季語と切れ字の有無かな。

 

俳句は季語がいるけど川柳は別にいらない。

切れ字ってのは言い切りの形を促す語だね。

「や」とか「かな」とか「けり」とかだね。

 

へぇ~、勉強になります。

 

で、今回詠むのは俳句なんですね。確かに、何でもいいというより少し制限があった方が面白いです。

 

 じゃあ、自分らしい句を一人一つずつ詠んでいこうか。

 

いいですよ。誰から詠みます?

 

言い出しっぺの僕からいくよ。

 

「暗い道 セミの粉砕 感じけり」

 

…………。

 

これはね、僕らしいじっとりとした嫌さを含んだ句だよ。

暗い道を歩いていたら足元から「パリパリパリッ」って何か乾いたものが砕ける音が聞こえてきて、周りを見るとセミの死骸がいっぱいあるの。

あ、僕が今踏んだのって……っていう気持ちを詠んだ句。

 

最悪です!!

 

あ、アマちゃんはセミが嫌いだったね。

 

 

 

じゃあ、続いて私が詠みますね。

 

「せせらぎと 積まれぬ石と 彼岸花

 

 あー……賽の河原しか思い浮かばない。

 

角田さん良いですね! そうです。これは賽の河原の風景を詠んだ句です。

 

いやなんで賽の河原を歌ったのか聞きたいんですよ……。
メメちゃんらしい句を詠むって言ってたでしょう?

 

私らしいことを思い浮かべようとしたら最初に浮かび上がってきました。
私のせいじゃありません。

 

 

 

 

はぁ、仕方ありませんね。お二方にはお手本を見せる必要があるようですね……。

 

 「大の字で よだれを垂らし 極楽や」

 

……これが「お手本」ですか……。

 

角田さん変な句を作らないでくださいよ!!!
これ私が作った句じゃありませんからね!!!

 

信じるか信じないかは読者次第です。

 

以上。