どうも、混乱しています、角田です。
そういえば最初、角田さんに「エヴァはロボットじゃないよ(苦笑)」とイキり散らかされた思い出が蘇ってきました。
どうも、アマちゃんです。
改めて言語の不完全さと概念の曖昧さを教えられましたね。
どうも、メメです。
最近、シン・エヴァンゲリオンの興行収入が100億円も視野に入ってきて、大ヒット御礼舞台挨拶が行われました。
そして、庵野監督より「エヴァはロボットアニメ」という発言が飛び出し、ファンの間に衝撃が走りました。
総監督にそう言われてしまっては僕も口をつぐむしかありません。
というか、角田さんは本当にロボットアニメじゃないと思ってたんですか?
そりゃそうだよ。
エヴァはロボットじゃなくて人造人間なんだから。
それは100回くらい聞きましたけどね……。
そこって本当に重要な点なんですか?
重要だよ!!
エヴァの本質はロボットじゃないってのは物語上でもかなり重要な点。
じゃあ、角田さんはエヴァンゲリオンをジャンル分けするとしたらどこに入れるんですか?
ほら、戦隊物とか、恋愛物、いろいろあるじゃないですか。
エヴァのジャンル……??
なんだろう……??
ちょっと深すぎてわからないかも。
ロボットアニメではダメなんです?
もう監督に「ロボットアニメ」って言われちゃってるからダメって言えないんだけど……。
まぁ、僕としては同じ括りに入れるのはちょっと抵抗があるなぁ……。
全く、頑固な人ですね。
本質が機械だろうが人造人間だろうが「人間の建造した巨大なものが敵と戦ってる」ってだけでロボットアニメとしても良さそうですけどね。
でもさ、それだったら宇宙戦艦ヤマトだってロボットアニメじゃない?
あれもアマちゃんの言った「人間の建造した巨大なものが敵と戦ってる」でしょ?
本当にめんどくさい人ですね……。
いいですか。言語も同じですけど、こういう分類って0と1の間が非常に曖昧なんですよ。
例外なのかそうじゃないのか、迷うようなものが必ず生まれてきます。
今回のエヴァンゲリオンはまさにそれですね。
角田さんが迷っている主な原因は、「ロボットアニメに収まる要素が沢山ある」にも関わらず、「本質はロボットじゃない」ことから生まれてると思います。
でも、その「本質はロボットじゃない」ってジャンル分けに必要な要素なんですか?
こういうので必要なのは「分類から外す要素」ではなく、「分類に当てはまる要素が十分かどうか」だと思います。
分類に厳密さを持ちだしたらきりがありませんし、機能しなくなりますよ。
それに、ロボットアニメって結構大雑把な括りでもあるので、ロボットアニメという大きな括りの中でエヴァンゲリオンにふさわしい分類を考えた方が良いと思いますよ。
角田さんの気持ちも分かりますけどね。
実際あれがロボットじゃないと知った時の衝撃は今でも忘れませんし、だからこそ同じジャンルで括りたくない特別なものになったのも理解できます。
あー、まぁ、言われてみればスーパーロボット大戦に出てるけど、さしてそこに違和感はなかったなぁ……。
それにもう「エヴァンゲリオンはロボットアニメ」と言われてしまったんですから。
貴方だけが抵抗しているのもおかしな話ですよ。
まぁ、確かに……。
皆さん、エヴァはロボットアニメです。
以上。