地獄の八丁目:新歓に4時間遅刻した話

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皆さん、何かに遅刻したことありますか?

 

まぁ、人生で一度はあるのではないでしょうか。

 

 

では、その理由はなんですか?

 

「寝坊した」「準備に手間取った」「時間を勘違いしていた」等、色々考えられますよね。

授業とかなら「寝坊」とか「時間を勘違いしていた」が代表的な理由になるかと思います。

 

僕は基本的に早めにつくように家を出ます。そして、しっかりと睡眠をとっていることもあって、寝坊は全くしません。

では、今回のタイトルにある遅刻は一体何が理由になるのか。

 

 

迷子です。

 

 

言ってなかったかもしれませんが僕は方向音痴です。

道は覚えられない上に方向感覚に致命的な欠陥があります。

 

そんな僕がやってしまった、人生で最大の遅刻の話をしたいと思います。

 

 

 

 

 

これは高校一年生の五月ごろの話です。

小説を書きたいと思って文芸部に入部し、新入生歓迎会を開いてもらいました。

文芸部は当時総勢八名。

二年生が3人、三年生が二人、そして新入部員が僕を含めて三人です。

 

会場はボウリング場で、13時に現地集合でした。

道順は大体こんな感じ↓

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かなり簡素ですが、こんな感じです。

あ、書いてませんがこの駅周辺は建物が乱立しています。

 

まず、北口から出て、ガソリンスタンドの所を右に曲がり、薬局が右手に見えたところで左に曲がるとすぐにボウリング場が見えます。

普通に歩くと5~10分ほどで着く感じです。

 

では、これを踏まえて僕が歩いた道を辿ってみましょう。

 

まず、僕は南口から出ました。

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これが僕の最大のやらかしです。

 

そして、僕が進んだ先にガソリンスタンドなんてあるはずがありません。住宅街だし。

 

 

普通は「あれ、ガソリンスタンドないじゃん。出口間違えたかな?」と、引き換えすところですよね。

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しかし、僕はその建物をよけて直進し続けます。

当時の僕は何も考えていなかったのかもしれません。

 

しかし、当然ガソリンスタンドなんかありません。

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そして、僕はまだ直進を続けます。

あるはずもないガソリンスタンドを探して。

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まだ進みます。

この時点で既に13時を過ぎていたので先輩たちに連絡を入れます。

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まだまだ進みます。ここでようやくガソリンスタンドを見つけました。

完全に別のガソリンスタンドなのですが。

この時点で何かがおかしいと思ったのですが、既に手遅れでした。

その後の流れはこう↓

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ボウリング場はおろか、薬局すら見つかりません。

そりゃそうです。南口から出たんだから。

この時点で16時になっています。

 

流石に迷ったことを自覚し、先輩に連絡を入れて、迎えに来てもらったことで17時にボウリング場につきました。

罪悪感で気分は最悪でした。

 

既に僕以外のメンバーは3~4ゲームを終えており、僕はボウリングをせず、その後の食事だけ同行しました。

 

 

 

 

この体験のおかげで、どこに行くにもGoogleマップを活用して移動するようになりました。それ以来は迷子になって遅刻、というのはかなり減ったと思っています。

 

当時新歓を開いてくれた先輩方、また同級生の皆。

この場を借りてもう一度謝罪したいと思います。

本当にごめんなさい。

 

 

あと、山とか砂漠で遭難したらこんな気分なんだろうな、という経験にもなりました。

これからは自己防衛のためにも道順を見てから移動したいと思います。

 

以上。