諸君、私は怪談が好きだ。
諸君……
と、『ヘルシング』でおなじみ少佐の演説風に始めようと思いましたが、使い古されすぎているので止めます。
思えば幼少の頃、市の中央図書館で水木しげる先生の『妖怪大図鑑』を見た時から、僕の怪談や化物に対する愛は始まっていたのでしょう。
小学校では『学校の怪談』や都市伝説の類の話を読み漁り、中学生になって我が家にネットが導入されてからは「検索してはいけない言葉」やホラーサイトを点々とする陰鬱な子供として育ちました。
大学に入り、怪談……とは違うのですが、貴志祐介さんの小説を読み始めました。簡単に言ってしまえば「やっぱり人間が一番怖い」系のヒューマンホラーやサイコホラーってやつです。
これらの恐怖に浸り続けてきましたが、一向に飽きが来ません。
つまり私は根っからの怪談好きであるわけです。
そんなわけで、今でも『一行怪談』など新しい趣向の怪談を探し続けています。
僕と同じように、日夜血眼で涎を垂らしながら新しい怪談を求めているあなた。あなたを恐怖の底に叩き落した怪談を教えてください。
また、僕に関しては実はこっそり怪談を作って怪談サイトに投稿したりしています。
小説や漫画を読んで「僕もこんなのが作ってみたい!」と思うあの気持ちと同じです。決して人を怖がらせて興奮する変態などではありません。
とりあえずリンクを貼っておきます。↓
このサイトの「厳せん話特集」に取り上げられているので、僕がどの話を書いたのか予想してみてください。
という、過去の栄光(?)にすがった宣伝記事でした。
ちなみに、僕がこの世で一番怖いと思うものは「深海の巨大生物」です。