ゆーちゃん。
…………。
…………。
無視はやめてよ。
ゆーちゃん今度三者面談があるんだってね。
…………。
カガちゃんと大ちゃんからは日にち聞いてるんだけど、ゆーちゃんはいつ?
……(かりかり)
【さんしゃめんだんない】
え、ないなんてことある?
あるでしょ。
【さんしゃめんだんない】
……ええ、ゆーちゃん。
僕に学校に来てほしくないの?
…………。
ええ、結構ショックだよ……。
ここまで楽しくやってきたじゃない。
僕、ゆーちゃんの学校での活躍聞きたいよ。
……や!!
ええ……。
で、でも、学校の先生に親御さんにプリント渡してって言われてるでしょ?
…………。
困ったなぁ……。
というか学校の先生も困るでしょ。
…………。
どうして僕に来てほしくないの?
直せるとこあったら直すよ。
……………。
……恥ずかしい。
ガーン。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
……ってことがあってさ。
僕、先生に見せるには恥ずかしい人だとは自分で気づかなかったよ……。
まぁ、大丈夫ですよ。
それは角田さんがっていうよりも、「自分のお母さんをみんなに見られるのがなんだか気恥ずかしい」っていうあるあるの気持ちだと思いますし。
そうかなぁ……。
それで、三者面談はどうするんです?
一番年上のメメちゃんに行ってもらおうかと思ってるよ。
……確かにそれはユキちゃんは断れなさそうですね。
以上。